ワーカーズプロは、1日単位、シフト制、固定制の人材紹介を提案する人材総合サービスです。

1.ワーカーズプロレギュラー（日々紹介）の活用

ワーカーズプロは20 年前から利用しています。
当社は夏場が最大の繁忙期で、年間のうち6 ヶ月は製造ラインをフル稼動させます。
その繁閑の需要に応えてもらえる人材サービス会社を数社利用していました。
2012 年に日雇い派遣原則禁止の労働者派遣法改正が施行されましたが、その後もワーカーズプロ以外は、日雇い派遣で続けていました。
ただ、2022 年以降は、これまで日雇い派遣を続けていた派遣会社は、日雇い派遣から撤退し、日々や週ごとの需要については、全てワーカーズプロへ依頼するようになりました。

2.期間紹介の導入、ワーカーズコラボ運用へ

日々紹介では、2023年12月時点で経験者比率は88.0％以上となっていて、現場として非常に助かっていました。
ただ、製造ラインを稼動させていたため、1 名でも欠員が出ると製造計画に大きな影響が出ることが、課題でした。
また、実際に他社で欠員があり、代わりの派遣社員の手配完了まで時間がかかり、現場が混乱したこともたびたびありました。
その課題を解決できるワーカーズプロコラボの提案を受け、欠員時の柔軟な対応、コスト面、生産性向上の利点を感じ、2024 年3 月より運用することにしました。

3.ワーカーズプロコラボを利用するメリット

�@ 使いやすさ

グループメンバーの勤務予定が月間で把握できるので、
製造工程、配置の計画が立てやすくなったこと、
欠員も無く計画通りに遂行できること、
週ごとの商品の出荷数の変動、気候の変化により増産する際にも、
気軽に日々紹介で依頼し対応してもらえる点などにおいて、利便性を感じています。

�A グループメンバーの熟練度とメンバ構成の充実

4 月中旬時点で、グループメンバーの中習経験者比率100.0％、熟練者比率37.5％と、
ダッシュボードを見ながら打合せをしました。
グループメンバーについては、今後も継続で勤務してもらえるので、繁忙期を迎える夏も安心感を感じています。
また、日々紹介で勤務しているスタッフの中でもリピートしたり、こちらが今後も勤務してほしいスタッフが追加でグループメンバーに入ってくれるというケースも出てきて、更にメンバーが充実していると感じています。

�B コストの利点と管理の簡素化

現在は、デイリーから中長期まで、ワーカーズプロコラボで対応してもらえる点で、1 社での取引で完結するようになっています。
過去のように複数社利用していた時と比べると、現場からの発注、管理部での請求管理も簡素化し、かつ中長期派遣会社の単価より、大幅にコストの利点があることから、
通年でワーカーズプロコラボを活用していこうと考えています。

4.今後の予定

・リーダー制の導入
現在、リーダーには、日々紹介スタッフへのサポートにおいて、集合からQR 勤怠の読み込み→更衣室→工場までアテンドしてもらっています。
さらにシフト管理やワーカーズプロとの連絡役、新人スタッフの教育など、人材管理の煩雑な業務もお任せできるため、委託しているような感覚になります。
工場、事務所の社員も、終日自身の業務に集中することができるので、今後も進めていきたいと考えています。