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【2024年11月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均の時給は1,291円。前年比 84円ダウン

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる2024年11月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

エリア全てが前年比マイナス。飲食、販売の職業は過去最高時給を更新

ディップ株式会社のバイトル「2024年11月度 アルバイト平均時給調査」によると11月のアルバイト・パートの平均時給は1,291円（前年比 74円減、前月比 24円減）となりました。

エリア別では、全てが前年比マイナスでした。
東海エリアの平均時給は、1,213円（前年比 19円減、前月比 5円増）、関西エリアの平均時給は、1,232円（前年比 110円減、前月 29円減）、九州エリアの平均時給は、1,316円（前年比 62円減、前月比 44円減）となりました。関東エリアの平均時給は、1,366円（前年比 28円減、前月比 25円減）でした。

職種別で見ると、飲食、販売の職業で過去最高時給を更新しました。

事務的職業は 1,271円（前年比 34円減、前月比 75円減）
専門的職業は 1,623円（前年比 48円減、前月比 107円減）
飲食の職業は 1,169円（前年比 43円増、前月比 5円増）
販売の職業は 1,210円（前年比 37増、前月比 3円増）
サービスの職業は 1,304円（前年比 40円増、前月比 1円増）
運搬・清掃・包装等の職業は 1,229円（前年比 156円減、前月比 10円増）
建設の職業は 1,569円（前年比 8円減、前月比 83円増）
製造・技能の職業は 1,205円（前年比 265円減、前月比 25円増）
教育の職業は 1,703円（前年比 118円減、前月比 8円増）

なおバイトルに11月掲載された求人件数は、前月比 5.6%増の約330,000件と上がりました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの11月度募集時平均時給に関しては、前年同月の1,654円に比べると27円減少（増減率−1.6％）、前月の1,666円から比べると39円減少（同−2.3％）の1,627円となりました。

職種別に見ると、前年同月比は「IT・技術系」（増減額−130円、増減率−5.7％）など3職種でマイナス。
前月比は「IT・技術系」（増減額−64円、増減率−2.9％）など3職種でマイナスとなりました。
（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和6年11月の有効求人倍率は、前月と同水準の1.25倍。

令和6年12月27日に発表された11月分の有効求人倍率（季節調整値）は 1.25倍となり、前月と同水準となりました。新規求人倍率（季節調整値）は 2.25倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。

11月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると2.6％減となりました。

これを産業別にみると、運輸業,郵便業（2.0％増）、卸売業,小売業（0.9％増）、医療,福祉（0.4％増）で増加となり、宿泊業,飲食サービス業（12.2％減）、教育,学習支援業（6.4％減）、製造業（5.9％減）などで減少となりました。

11月のパートアルバイト動向

2024年11月は、時給の上昇は一旦落ち着きを見せましたが、
年末商戦や繁忙期に向けて、特に販売・接客系や物流・製造系では、人材確保の動きが活発化しています。
一方で、企業側のコスト負担も増加しており、効率的な採用活動が求められる状況です。

来月以降は、季節的な求人の募集が増える時期となります。
即戦力となる人材の確保をお考えの企業様は、ぜひワーカーズプロをご検討ください。