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【2025年9月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均の時給は、前年同月比と変わらず1,334円。

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる
2025年9月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。
人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

関西・九州など3エリアで前年比プラス。飲食の職業は、引き続き高水準の時給を維持

ディップ株式会社のバイトル「2025年9月度 アルバイト平均時給調査」によると
9月のアルバイト・パートの平均時給は1,334円（前年比 ±0円、前月比 1円増）となりました。

エリア別では、3つのエリアで前年比プラスでした。
東海エリアの平均時給は、1,281円（前年比 77円増、前月比 16円減）、
関西エリアの平均時給は、1,327円（前年比 27円増、前月比 8円減）、
九州エリアの平均時給は、1,190円（前年比 191円減、前月比 38円増）、
関東エリアの平均時給は、1,409円（前年比 4円減、前月比 6円減）となりました。

職種別で見ると、飲食の職業が前月に引き続き連続で高水準の時給を維持。

事務的職業は 1,385円（前年比 73円増、前月比 23円減）、
専門的職業は 1,758円（前年比 54円減、前月比 23円減）、
飲食の職業は 1,186円（前年比 36円増、前月比 13円増）、
販売の職業は 1,170円（前年比 20円減、前月比 7円増）、
サービスの職業は 1,307円（前年比 11円増、前月比 22円増）、
運搬・清掃・包装等の職業は 1,244円（前年比 40円増、前月比 7円増）、
建設の職業は 1,400円（前年比 133円減、前月比 9円増）、
製造・技能の職業は 1,568円（前年比 391円増、前月比 244円増）、
教育の職業は 1,527円（前年比 1円増、前月比 172円減）

なおバイトル9月掲載された求人件数は、前月比 10.7%増の約351,000件となりました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの9月度募集時平均時給に関しては、
前年同月の1,581円に比べると32円増加（増減率＋2.0％）、
前月の1,616円から比べると3円減少（同−0.2％）の1,613円となりました。

職種別に見ると、前年同月比は「クリエイティブ系」（増減額＋192円、増減率＋12.6％）など
全職種でプラスとなりました。
前月比は「医療介護・教育系」（増減額−34円、増減率−1.9％）など2職種でマイナスとなりました。
（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和7年9月の有効求人倍率は、前月を0.01ポイント下回り1.20倍。

令和7年10月31日に発表された9月分の有効求人倍率（季節調整値）は1.20倍となり、
前月と同水準となりました。
新規求人倍率（季節調整値）は 2.14倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。

9月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると3.2％減となりました。

これを産業別にみると、教育,学習支援業（1.1％増）、運輸業,郵便業（0.7％増）、学術研究,専門・技術サービス業（0.1％増）で増加となり、卸売業,小売業（7.4％減）、情報通信業（6.8％減）、宿泊業,飲食サービス業 （3.9％減）などで減少となりました。

2025年9月 パートアルバイト動向

2025年9月のパート・アルバイト求人市場は、全国平均時給1,334円で、
前月比1円増と小幅な上昇にとどまり、全体としては落ち着きがみられました。

エリア別では、3エリアで前月を上回るなど、地域ごとにばらつきがみられます。
職種別では、飲食関連の職種が引き続き高水準の時給を維持しています。

また、10月からは最低賃金の引き上げが順次適用されるため、
今後は賃金水準全体の底上げが進むことも予想されます。

年末の繁忙期に向けて採用活動が活発化するこの時期、早めの人材確保が重要です。
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