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【2025年7月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均の時給は1,311円。前年比 53円ダウン

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる
2025年7月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。
人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

3つのエリアで前月比プラス。飲食の職業は、引き続き高水準の時給を維持

ディップ株式会社のバイトル「2025年7月度 アルバイト平均時給調査」によると
7月のアルバイト・パートの平均時給は1,311円（前年比 53円減、前月比 6円増）となりました。

エリア別では、3つのエリアで前月比プラスでした。
東海エリアの平均時給は、1,279円（前年比 51円増、前月比 10円減）、
関西エリアの平均時給は、1,319円（前年比 8円増、前月比 6円増）、
九州エリアの平均時給は、1,141円（前年比 277円減、前月比 9円増）となりました。
関東エリアの平均時給は、1,389円（前年比 55円減、前月比 8円増）でした。

職種別で見ると、飲食の職業で前月に引き続き連続で過去最高時給を更新しました。

事務的職業は 1,337円（前年比 63円増、前月比 8円増）
専門的職業は 1,769円（前年比 59円減、前月比 27円増）
飲食の職業は 1,173円（前年比 31円増、前月比 7円減）
販売の職業は 1,166円（前年比 17円減、前月比 1円減）
サービスの職業は 1,275円（前年比 29円減、前月比 3円減）
運搬・清掃・包装等の職業は 1,234円（前年比 28円増、前月比 3円増）
建設の職業は 1,455円（前年比 85円増、前月比 3円減）
製造・技能の職業は 1,318円（前年比 144円増、前月比 44円増）
教育の職業は 1,604円（前年比 233円減、前月比 74円減）

なおバイトル7月掲載された求人件数は、前月比 4.7%減の約322,000件となりました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの7月度募集時平均時給に関しては、
前年同月の1,569円に比べると51円増加（増減率＋3.3％）、
前月の1,612円から比べると8円増加（同＋0.5％）の1,620円となりました。

職種別に見ると、前年同月比は「クリエイティブ系」（増減額＋224円、増減率＋14.7％）など
5職種でプラスとなりました。
前月比は「IT・技術系」（増減額＋41円、増減率＋2.0％）など3職種でプラスとなりました。
（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和7年7月の有効求人倍率は、1.22倍となり前月と同水準。

令和7年8月29日に発表された7月分の有効求人倍率（季節調整値）は1.22倍となり、
前月と同水準になりました。
新規求人倍率（季節調整値）は 2.17倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。

7月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると1.2％減となりました。

これを産業別にみると、教育,学習支援業（9.8％増）、情報通信業（2.7％増）、サービス業(他に分類されないもの)（2.2％増）などで増加となり、宿泊業,飲食サービス業（9.7％減）、卸売業,小売業（4.7％減）、生活関連 サービス業,娯楽業（3.6％減）などで減少となりました。

2025年7月 パートアルバイト動向

2025年7月のパート・アルバイト平均時給は全国で1,311円となり、前月比で6円の小幅な上昇となりました。大きな変動はありませんが、前年とほぼ同じ水準を保っています。

職種別では、飲食業が引き続き高水準を維持し続けており、依然力強い人手ニーズが根強いことが背景にあると考えられます。
求人件数は前月比で4.7％減となり、夏の繁忙期ピークを過ぎて市場は徐々に落ち着く傾向が見られます。

これから迎える秋・下期採用に備え、柔軟かつ先手を打った採用プランが求められる時期です。
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