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【2025年6月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均の時給は1,305円。前年比 40円ダウン

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる
2025年6月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。
人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

2つのエリアで前年比プラス。飲食の職業は、引き続き高水準の時給を維持

ディップ株式会社のバイトル「2025年6月度 アルバイト平均時給調査」によると
6月のアルバイト・パートの平均時給は1,305円（前年比 40円減、前月比 12円増）となりました。

エリア別では、2つのエリアで前年比プラスでした。
東海エリアの平均時給は、1,289円（前年比 86円増、前月比 27円増）、
関西エリアの平均時給は、1,313円（前年比 23円増、前月比 27円増）、
九州エリアの平均時給は、1,132円（前年比 265円減、前月比 44円減）となりました。
関東エリアの平均時給は、1,381円（前年比 50円減、前月比 23円増）でした。

職種別で見ると、飲食の職業で3カ月連続で過去最高時給を更新しました。

事務的職業は 1,329円（前年比 30円増、前月比 10円増）
専門的職業は 1,742円（前年比 62円減、前月比 22円増）
飲食の職業は 1,180円（前年比 38円増、前月比 7円減）
販売の職業は 1,167円（前年比 14円減、前月比 3円増）
サービスの職業は 1,278円（前年比26円減、前月比 19円減）
運搬・清掃・包装等の職業は 1,231円（前年比 12円増、前月比 8円増）
建設の職業は 1,458円（前年比 84円増、前月比5 5円増）
製造・技能の職業は 1,274円（前年比 21円減、前月比 44円増）
教育の職業は 1,678円（前年比 169円増、前月比 161円増）

なおバイトル6月掲載された求人件数は、前月比 4.7%減の約338,000件となりました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの6月度募集時平均時給に関しては、
前年同月の1,629円に比べると17円減少（増減率−1.0％）、
前月の1,596円から比べると16円増加（同＋1.0％）の1,612円となりました。

職種別に見ると、前年同月比は「医療介護・教育系」（増減額−134円、増減率−7.0％）など
2職種でマイナスとなりました。
前月比は「クリエイティブ系」（増減額＋80円、増減率＋4.7％）など5職種でプラスとなりました。
（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和7年6月の有効求人倍率は、前月を0.02ポイント下回り1.22倍。

令和7年8月1日に発表された6月分の有効求人倍率（季節調整値）は1.22倍となり、
前月を0.02ポイント下回りました。
新規求人倍率（季節調整値）は 2.18倍となり、前月を0.04ポイント上回りました。

6月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると2.5％減となりました。

これを産業別にみると、情報通信業（5.2％増）、学術研究,専門・技術サービス業（1.8％増）、建設業（1.4％増）などで増加となり、卸売業,小売業（11.7％減）、生活関連サービス業,娯楽業（9.1％減）、教育,学習支援業（2.4％減）などで減少となりました。

2025年6月 パートアルバイト動向

2025年6月の全国平均時給は1,305円となり、前月比では全体でわずかに上昇（＋12円）したものの、前年比では40円減と伸び悩みました。

6月は新年度採用やゴールデンウィーク後の人員補充が一段落し、求人市場も比較的落ち着く時期にあたります。そのため、例年通り時給が調整されやすい傾向が見られました。

一方で、外食を中心とした「フード・飲食系」では依然として人手不足が続き、6月も過去最高水準の時給を維持しています。夏の行楽シーズンを見据えた早期採用の動きが背景にあり、特に短期・週末勤務の需要が高まっています。

夏の繁忙期の急な欠員補充や増員対応が必要となる企業も増加すると見込まれます。時期や業種によって求職者の動きに差が出やすいため、早めの採用計画がますます重要になります。

「ワーカーズプロVA」では、繁忙期の短期人材手配や急な採用ニーズにも柔軟に対応可能です。
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