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【2025年1月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均の時給は1,302円。前年比 84円ダウン

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる
2025年1月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。
人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

関東・東海・関西・九州エリアで前年比 マイナス。
飲食の職業、販売の職業は過去最高時給を更新

ディップ株式会社のバイトル「2025年1月度 アルバイト平均時給調査」によると
1月のアルバイト・パートの平均時給は1,302円（前年比 84円減、前月比 9円増）となりました。

エリア別では、関東・東海・関西・九州エリアで前年比マイナスでした。
東海エリアの平均時給は、1,226円（前年比 116円減、前月比 27円増）
関西エリアの平均時給は、1,254円（前年比 98円減、前月比 17円増）
九州エリアの平均時給は、1,160円（前年比 238円減、前月比 22円減）となりました。
関東エリアの平均時給は、1,394円（前年比 28円減、前月比 8円増）でした。

職種別で見ると、飲食、販売の職業で過去最高時給を更新しました。

事務的職業は 1,368円（前年比 2円減、前月比 59円増）
専門的職業は 1,634円（前年 比102円減、前月 比12円増）
飲食の職業は 1,173円（前年 比43円増、前月 比1円増）
販売の職業は 1,216円（前年比 42増、前月比 ±0円）
サービスの職業は 1,310円（前年比 50円増、前月比 36円減）
運搬・清掃・包装等の職業は 1,249円（前年比 113円減、前月比 5円減）
建設の職業は 1,514円（前年比 57円減、前月比 38円減）
製造・技能の職業は 1,199円（前年比 269円減、前月比 14円減）
教育の職業は 1,763円（前年比 233円減、前月比 209円増）

なおバイトルに1月掲載された求人件数は、前月比 2.2%増の約309,000件となりました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの1月度募集時平均時給に関しては、
前年同月の1,650円に比べると42円減少（増減率−2.5％）、
前月の1,643円から比べると35円減少（同−2.1％）の1,608円となりました。

職種別に見ると、前年同月比は「IT・技術系」（増減額−138円、増減率−6.1％）など
4職種でマイナスとなりました。
前月比は「IT・技術系」（増減額−64円、増減率−2.9％）など全職種でマイナスとなりました。
（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和7年1月の有効求人倍率は、前月を0.01ポイント上回る1.25倍。

令和7年1月31日に発表された1月分の有効求人倍率（季節調整値）は 1.26倍となり、
前月を0.01ポイント上回りました。
新規求人倍率（季節調整値）は 2.32倍となり、前月を0.05ポイント上回りました。

1月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると0.4％減となりました。

これを産業別にみると、サービス業(他に分類されないもの)（5.0％増）、
学術研究,専門・技術サービス業（3.2％増）、情報通信業（1.6％増）などで増加となり、
教育,学習支援業（5.3％減）、生活関連サービス業,娯楽業（5.0％減）、
運輸業,郵便業（3.5％減）などで減少となりました。

2025年1月のパートアルバイト動向

2025年1月は、年末の繁忙期が過ぎたことで、全体的な時給の上昇は落ち着きを見せました。
一方、飲食・販売の職種では、年始の繁忙やインバウンド需要の影響を受け、過去最高時給を更新しました。

また、卒業や転勤のシーズンを控え、1月は求人数が増え、採用活動が活発化する傾向にあります。
さらに、4月の雇用保険料率引き上げが企業の採用活動に与える影響も懸念され、
今後の時給動向が注目されています。

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