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【2023年10月度 アルバイト平均時給動向レポート】
全国平均は過去最高時給の1,356円に。

アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社調べによる2023年10月度の平均時給調査を中心に、アルバイト・パートの時給相場動向をレポートいたします。人材確保のためのご参考情報としてお役立てください。

全エリアで前年比プラス。平均時給は3ヶ月連続で過去最高時給を更新。

ディップ株式会社のバイトル「2023年10月度 アルバイト平均時給調査」によると10月のアルバイト・パートの平均時給は1,356円（前年比145円増、前月比20円増）となりました。

エリア別で見ると、全エリアで過去最高時給が更新されました。
東海エリアの平均時給は1,321円（前年比132円増、前月比8円増）、関西エリアの平均時給は1,335円（前年比140円増、前月比10円増）、九州エリアの平均時給は1,366円（前年比213円増、前月比15円増）となりました。関東エリアの平均時給は1,387円（前年127円増、前月比34円増）でした。

職種別で見ると、9職種分類のうち、6職種で前年を上回りました。
飲食の職業、販売の職業、事務の職業、専門的な職業、サービスの職業、運搬・清掃・包装の職業で過去最高を更新しました。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）派遣スタッフの10月度募集時平均時給に関しては、前年同月1,604円に比べると39円増加、前月1,635円から比べると8円増加の1,643円となりました。

なお、職種別に見ると、前年同月比は「家要介護・教育系」（増減額＋27円、増減率＋1.8％）など4職種でプラスとなった（株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター調べ）。

令和5年10月の平均の有効求人倍率は、前月より0.01ポイント上回り1.30倍。

令和5年12月1日（月）に発表された10月分の有効求人倍率は1.30倍で、前月より0.01ポイント上昇しました。また、新規求人倍率（季節調整値）は、2.24倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。

10月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると1.8％減となりました。 これを産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業（3.0％増）、宿泊業,飲食サービス業（2.2％増）、医療,福祉（1.3％増）などで増加となり、製造業（10.6％減）、建設業（6.2％減）、卸売業,小売業（3.0％減）などで減少となりました。前年同月と比較すると3.4％減となりました。

10月はクリスマスや年末に向けてのイベント増加で求人ニーズが増加！！

2023年も残す所あと少しです。求人市場は年末に向け、競争が激化しています。現状では、フルタイムで働ける人に向けた求人が多い傾向にありますが、フルタイムという働き方だけでなく、多様な活躍のできる求人を求められています。特に、即戦力の人材確保はマストになることでしょう。魅力的な求人情報だけでなく、募集をかける媒体にもこだわりたいものです。

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今後も法改正、技術革新などに伴う時給の動向に注視する必要があるでしょう。
本記事では最旬の平均時給の動向をご紹介しておりますので、ぜひ採用などにお役立てください。